日曜日も診療している江東区亀戸の歯医者。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、おひとりおひとりに合った最良の治療を一緒に考える歯科医院です。

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歯科用セラミックス ジルコニア

歯科用セラミックス ジルコニア

ジルコニアについて

歯科用ジルコニアとは現在歯科で使用可能なセラミックスの中で一番の強度があり、白い金属とも呼ばれる素材です。今までは強度の問題からセラミックだけでの治療には制限がありました。口腔内でセラミック治療を行うことは国際規格であるISOで定められております。ジルコニアを用いることでほとんどの歯科治療は金属を用いなくても治療が可能となりました。

ジルコニアが強い理由

ジルコニアは温度により結晶構造を3つ有します。それぞれの結晶構造は体積がことなるのですが、一番体積の小さな正方晶を室温で安定化させることにより、ジルコニアを割ろうとする外力(咬合力)が掛ったとき大きな結晶相へと変態しようとして割れるのを防いでくれます。そのためジルコニアは従来のセラミックでは考えられない強度を有することとなり、歯科治療において金属を用いないオールセラミック治療が可能となりました。

金属とセラミックの違い

それぞれ良い点、悪い点があります

金属とセラミックの比較
 セラミック金属
良い点

①見た目が綺麗

②プラーク汚れが付きにくい

③劣化がほぼない

④特殊な機械でしか作製できない

⑤生体安全性が高い

①割れることはほぼなく変形する

②連結することが出来る

③金属の種類によっては保険適応となり安価

悪い点

①保険が効かず高額

②ごく稀に割れる

①金属アレルギーを起こすことがある

②色が金属色

③経年により口腔内で錆びる

④劣化によりプラークが付きやすくなる

※上記の表を参考にご自身に最適な治療をご検討いただければと思います。

水分に富み、暖かい物、冷たい物、酸性の物、アルカリ性の物を食する口腔内は歯の詰め物にとっては過酷な環境となっています。金属はその性質上錆びる(劣化)は必ず起こります。生体内で安全に使用するためにできるだけ劣化していかないように、合金化されその物性を改良してあります。しかしながらどんなに改良しても錆びていく現象は起こり、近年歯科金属アレルギー問題が増えてきております。アレルギーは一度発症するとその後はごく微量の接種でも発症してしまします。原因となる物質を取り除かない限り起こります。アレルギーの起こりやすい物質はできれば最初から使用しないほうがよいです。

左上の歯の審美障害

症例紹介

主訴 左上の審美障害

患者 60代女性

治療計画 現在装着されているクラウンを撤去後仮歯 を作製、歯肉の形態が落ち着いたところでジルコニアクラウンを作製 

セラミック治療時の注意点

既存のクラウンを撤去するときに歯を削ります。 

保険外診療となるため高額となります  

治療期間 1か月

費用 ジルコニアクラウン2本 (11万×2本)